三浦正幸「平清盛と宮島」
- 2015/05/05
- 09:40
厳島神社をはじめ、宮島にある数多くの歴史的な建造物や史跡について詳しく学べる一冊。日本三景の一つで、世界遺産にも登録されている安芸の宮島。四季折々の美しさを求めて、毎年多くの観光客が訪れますが、一般的な楽しみ方としては、厳島神社とその周辺をざっと見て、鹿を愛でて、焼き牡蠣とあなご飯に舌鼓を打って、時間があればロープウェーで山に登って、もみじまんじゅうをお土産に買って…というのが定番かも。勿論それで...
三浦しをん「舟を編む」
- 2014/06/26
- 00:10

お久しぶりです。やっと復活しました。集中してやれば数日で済むはず…と思って取りかかった仕事、やり始めると、ズブズブと泥沼状態で、思っていた以上に大変…!途中休み休みではありましたが、2週間ほどずっとPCとにらめっこしていました。(これまでサボっていた付けがどど~っと押し寄せてきただけなんですけどね。)おかげで仕事が終わった後は、老眼が一気に進んでしまったみたいで、目がしょぼしょぼ。しばらくはPCの画面は...
有川 浩「植物図鑑」
- 2014/05/13
- 01:20

前回に続いて、有川さんの作品。表紙のイラスト、ちょっと意表を突くようなタイトル、そして、作者は今をときめく有川浩さん。いつか読もうと思いながら、図書館でもなかなか借りられず、そのうちに…と思っている間に、随分時間が経ってしまった。先月、良い状態の本がブック○○の棚に並んでいたので購入。口絵に、登場する植物たちのカラー写真がずらりと並んでいるのも嬉しい。読み始めて間もなく、おっと~、これは激アマのラブ...
有川 浩「旅猫リポート」
- 2014/05/10
- 01:02

初めて読んだ有川さんの作品。無性に悲しく切なく、そして優しく、温かい物語。ストーリー、特に結末を知ってしまうと、感動が半減する恐れがあるので、ここではあまり多くを語らない方がいいかも。(とか言いながら、また駄文をダラダラと書いてしまいそう。)まだ読んでいらっしゃらない方は、他人の感想とか前情報など無し、まっさらな心で、まずは手に取ってページをめくってみることをオススメ。以下は、前半のあらすじなど含...
「あのとき、この本」
- 2014/04/28
- 07:00

久しぶりに、本の紹介記事です。 編集 「この絵本が好き!」編集部 漫画 こうの史代 平凡社 2014年3月20日 初版第一刷発行 1200円(税別) 152ページ いつぞやの新聞に新刊本の広告が出ていたのを目にし、 「おお、こうの史代さんだ~♪」と喜んで飛びついた本。 もともとは、福音館書店から毎月発行される「こどものとも0.1.2」の 折り込み付録に掲載されていたもので、 思い出の絵本にまつわるエ...